· 

2019年度 岩登り合宿

期 間:令和元年5月24日(金)~5月26日(日)

場 所:場 所:御坂 三ツ峠

参加者:

L 3年 小菅悠人

    2年 鎌田諒 河野宝 齊藤孝太郎 鈴木真太朗 丸山瑞貴

    1年 石井壱征 梅津拓弥 橋本哲 名取智陽

    OB 井上徳孝 西出広平 岩附正樹 小島明

 

 

 5⽉24⽇(⾦) 晴

達磨⽯(7:30)〜屏⾵岩付近(BC予定地)(9:10)〜屏⾵岩(9:40)
〜屏⾵岩付近(17:40)〜達磨⽯(19:10)〜達磨⽯付近四阿(21:40)

 

 先発隊の小菅、鎌田は井上OBの自宅に泊まり、朝に拝島駅で西出OBと合流してから達磨石付近まで車で移動した。到着後すぐに屏風岩を目指す。荷物があまり重くなかったので、休憩を挟まずに一気に登り切った。屏風岩手前の広場でヘルメットとハーネスを着用してから屏風岩へと向かった。平日なので、岩場はほぼ貸し切りの状態であった。コーチからセカンドビレーの解除方法とエイト環の仮固定の講習を受けた後、小菅=西出パーティーと、鎌田=井上パーティーに分かれて登攀を開始した。鎌田=井上パーティーは鎌田がリードし、終了点からの懸垂下降までを1セットとして一般ルート右を3本、一般ルート中央を2本、一般ルート左を1本登り、登攀の流れを反復した。また地蔵ルート()を井上OBのリードで登った。小菅=西出パーティーは小菅のリードで懸垂下降までを1セットとして一般ルート左、都岳連ルート、地蔵ルート()を登った。観音ルート()は敗退した。最後に一般ルート右~サンドイッチ~天狗の踊り場までのタイムトライアルを行う。2パーティーで数珠つなぎに登攀し、天狗の踊り場まで登り1時間、下りは懸垂3回で1時間であった。2回目の懸垂で小菅がロープの末端が地面に到着しているように見えたので懸垂をしたが、実際は着いておらず登り返し時間を消費した。登攀終了後は速やかに登攀具を整理し達磨石付近の駐車場まで一気に駆け下った。達磨石から三つ峠駅まで車では井上OBの車で送っていただき、三つ峠駅付近で井上、西出OBと解散した。その後、三つ峠駅にて本隊と合流、四阿まで歩き明日の行動に備えて休む。

 

5⽉25⽇(⼟) 晴

達磨⽯付近四阿(5:30)〜⾺返し(6:20)〜屏⾵岩付近(BC)(7:20)
                     〜屏⾵岩(8:20)〜BC(17:00)

 

 四阿を前日の夜に合流された小島OBと出発する。達磨石までアスファルトで舗装された道を進む。達磨石を通過後、浮石の多い登山道を進む。1年は表立って疲れた表情を見せず順調に馬返しまで進み、ここで休憩を行った。天気が良いため馬返しでの股覗きからきれいに富士山が見えた。休憩後、屏風岩付近まで一気に登り、BC設営した。BC設営後、すぐに屏風岩に移動し登攀を開始した。屏風岩で日帰りの岩附OBと合流した。

2年リード、1年セカンドで丸山=梅津=鈴木、河野=石井=鎌田、齊藤=名取=橋本の3パーティー組み、一般ルート、リーダーピッチを登りこむ。小菅、小島OBは取りつきで見守り、リードに不安のある者と交代したり、パーティー編成の変更の指示や技術に対してのアドバイスを行なった。2年はつづら岩での練習以来、2回目のリードで緊張していたが、徐々に登れるようになっていた。1年もつづら岩での練習と同様、支点構築やビレイの仕方の確認をしながら登った。途中、河野=橋本=小菅パーティーは草溝ルートに、岩附OB=鎌田パーティは地蔵ルート(左)に登った。人が多かったため、1人4ルート程登った後BCに帰幕した。

 

5⽉26⽇(⽇) 晴 17℃
BC(7:00)〜屏⾵岩(7:15)〜BC (13:00)
                      〜三ツ峠グリーンセンター(14:00)

 

昨日から引き続きの晴天で、朝から汗ばむ陽気である。屏風岩に到着して、まずは2年がそれぞれ一般ルートのリードをし、フォローは1年、2年の順である。登り終えて懸垂をして帰ってくる頃にはどの取りつきも別パーティーで一杯である。どのパーティーも昨日より早く登れていて、その後、上級生はまだ行っていない一般ルートをリードし1年を連れて登り降りを繰り返す。また丸山=橋本で都岳連ルート、鎌田=石井=梅津でリーダーピッチを行く。また小菅=鎌田=丸山で観音ルート(左)に行くが、フォローの鎌田が登れなかったため橋本と交代した。登っている間、他のクライマーに応援された。混んでいることや、残り時間を考慮すると天狗の踊り場まで行くのは厳しいと判断し、BCへ帰幕する。テントを撤収してから三ツ峠グリーンセンターへ駆け下り整理体操をして岩登り合宿を終える。


〒156-0054 東京都世田谷区桜丘1-1-1     

東京農業大学 常盤松会館本館3F 農友会山岳部