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2019年度 小川山

期 間:令和元年9月15日(日)~9月17日(火)

場 所:場 所:小川山

参加者:

    2年 鈴木真太朗 丸山瑞貴

    1年  石井壱征

    OB 井上徳孝 淀川裕司

 

 

9月15日 晴

登攀技術向上のために小川山に連れて行って頂いた。全ての登攀を淀川OBに張って頂いたトップロープで登った。初めに鈴木と石井の順で「愛情物語」(5.8)を交互に2回ずつ登った。フットジャム、ハンドジャムを使って登っていく箇所がいくつかあり、今回の目標であるクラック登攀の技術向上において、良いウォーミングアップとなる登攀であった。その後、「カサブランカ」(5.10a)に挑むも、フットジャムの痛みには耐え難く、混み合ってきたため、両者半分ほど登攀した時点で敗退した。その後、「愛情物語」(5.8)でカムを支えにあえて落ちるという経験をし、「ホリデー」(5.9+)に向かった。初めのクラックでは足場が少なく、かなりの時間を要して登りきる。レイバックで登っていく箇所を通過し、完登した。その後、「屋根の上のタジヤン」(5.9)に行き、危なげなくスラブを2回登った。17時ごろに井上OBと丸山と合流し、丸山はホリデー2本とカサブランカを登った。

 

 

9月16日 雨のち曇

石井と鈴木は「カサブランカ」(5.10a)を初めに登るも雨が降り出し、濡れて前日よりも登れずに敗退した。その後「ホリデー」(5.9+)に登った。こちらは前日よりもスムーズに登れて成長を感じた。井上OBと丸山は「ジャックと豆の木」(5.10b/c)を登り、その後カサブランカのトップロープを回収した。雨が強まったため小川山レイバック(5.9)に向かうことにしたが、向かう途中にやみ始めたため、父岩へ向かった。鈴木と石井はまず「小川山ストリート」(5.9)をテンションをかけながらも登りきった。丸山は、井上さんに4ピン目までリードしてもらい、それ以降をリードし、トップロープを張った。丸山の後に鈴木が登った。次に石井が「岩壁の父」(5.10b)に登るも核心をポンプアップして飛ばして登りきった。最後に「小川山物語」(5.9)に登ったが、時間が無かったため、これも飛ばして登り、支点を回収して降りた。鈴木と石井はこの日に帰った。

 

9月17日 晴

この日は淀川OBと彩さん(淀川OBの奥さん)と丸山の3人での行動だった。まず「最高ルーフ」(5.10d)に行った。淀川OB=彩さん=丸山で2ピッチ登ったあと、最高ルーフが現れる。彩さんがリードした後、スタックのことを考え淀川OBがリードし、トップロープを張った。丸山はトップロープで何回かテンションをかけて登った。その後、「予期せぬプレゼント」(5.10a)に行った。淀川OBがトップロープを張り、彩さん、丸山の順で登った。淀川夫婦はスイスイ登っていくのに対し、丸山はワイドだと手も足も出なかった。この後、淀川OBが「バナナクラック」(11d)を登るのを見学した。すごくかっこよかった。最後に、「小川山レイバック」(5.9+)を丸山がリードした後、三人でステミングで登った。〆で、小川山レイバックから5分くらい歩いたところにある、トップロープを張れるファインガージャムのボルダーに行った。淀川夫妻は痛いと言いながら完登していた。この日は、ハンドジャム、ワイドジャム、フィンガージャムと様々なクラックを体験できた充実の一日となった。


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東京農業大学 常盤松会館本館3F 農友会山岳部