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2022年度 岩登り合宿(三つ峠)

5月21日~22日 三つ峠

21日 曇時々雨

BC(6:20)〜馬返し(7:15)〜屏風岩(8:25)〜登攀終了(15:50)〜BC(16:50)

 前日の夜に離京し、三つ峠駅から歩いて達磨石下部の駐車場(BC)に簡単な幕営をした。翌朝は各自で朝食を取り、テントを撤収しBCにデポした体操井上監督、岩附OBと合流した。小雨であったため出発前に雨具を着用して出発した。舗装路を5分ほど進んだのち登山道に入達磨石到着する。ここでも弱く気温が高かったため雨具を脱ぐ。そのまま馬返しまでの急坂を登り、休憩した。こからなだらかな道をトラバースし屏風岩まで進んだ。到着後すぐにヘルメットとハーネスを装着し登攀を開始した。 

井上監督が一般ルート中央、岩附OBが一般ルート左、石井が一般ルート右にトップロープを張った。一年はトップロープを使用しルートを2、3回登った。また、ビレイ等のセカンドクライマーとしての登攀の流れを重点的に練習した。上級生は初めトップロープを用いランナーを構築しながらリードクライミングの訓練を行う。その後、実際にリードクライミングで登攀を重ねた。この日は第一バンドまで登すぐに懸垂下降をする流れを繰り返した。小雨が断続的に降り気温も低かったため終始岩場は空いており、満足いくまで登ることができた。予定より早く登攀を終了し、最後にカム、ナッツ、ハーケンの講習を行った。講習終了後八十八大師からBCまで駆け下り、この日の行動を終了した。

5月22日 曇り 12℃  

BC(6:20)~馬返し(7:10)~屏風岩(8:10)~マルチピッチ開始(10: 20)~三つ峠山頂(12:20)~屏風岩(13:30)~登攀終了(15:40)~達磨石(16:30)~BC出発(17:05)~三つ峠グリーンセンター(17:30)

夜は雨が降っていたが、明け方には止み、少々地面が濡れている状態だった。BC撤収後、荷物をデポし、全員で体操を済ませ出発した。大曲を抜け馬返しまで登り、そこで休憩をとった。前日より5分ほど早く馬返しに着くことができた。なお休憩中に西出OBが合流された。休憩後は屏風岩へ向かうが、すでに一般ルートには1グループがトップロープを張って登攀を行っていた。到着後すぐに登攀を開始する。前日に引き続き、一般ルート付近にて、上級生は主にリード下級生はセカンドで登攀する。11時から山頂を目指す予定だったが人が多かったため予定を早め1020からマルチピッチクライミングを開始した。福島=長尾=西出OBは一般ルート左、石井=神山で一般ルート中央、岩附OB=鈴木はリーダーピッチで第一バンドまで登った。第一バンドが混んでおり2ピッチ目のスタート場所までトラバース少々待ち時間があった。鈴木パーティーはNo10.5クラックを登り、それ以外はサンドイッチを登る。体を挟むようにしてサンドイッチを登った後、No15,16クラックを登り、天狗の踊り場を目指した。最初に鈴木パーティが到着し、石井パーティ、福島パーティがほぼ同時に到着した。タイム差は10分程度だった。天狗の踊り場に集合後、登攀具等をデポし、全員で三つ峠山頂に行き記念撮影をした。その後、天狗の踊り場まで戻り、順番に懸垂下降を行った。50mの懸垂下降の後、トラバースを挟み30m、さらに15mほど懸垂すると第一バンドに到着した。最後に25mの懸垂して、登攀開始場所に戻る。その後、石井=福島は地蔵ルート、西出OB=長尾、鈴木=神山=岩附OB一般ルート中央、左、リーダーピッチを登り、登攀を終了した 

休憩をとった後八十八大師まで下り、そこからBCまで駆け下った。BCでデポ袋を回収した後三つ峠グリーンセンターまで再び全力で下り、岩登り合宿を終了した。


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